2025年06月07日

MAKI VI(浅川マキ)

MAKI VI(浅川マキ)
1974年, 東芝EMI/Express, Live Album

収録曲
1. わたしの金曜日(浅川マキ, 山下洋輔)
2. 港町(斎藤忠利, 山下洋輔)
3. ジン・ハウス・ブルース/Gin House Blues(浅川マキ, Henry Troy, Fletcher Henderson)
4. キャバレー(斎藤忠利, 山下洋輔)
5. あんな女は初めてのブルース(斎藤忠利, 山下洋輔)
6. 今夜はおしまい(浅川マキ)
7. 戸を叩くのは、誰(寺山修司, 浅川マキ)
8. ボロと古鉄/Rags And Old Iron(浅川マキ, Oscer Brown Jr., N.Cautis)

1974年9月19日の東京・神田共立講堂公演の音源を収録。
メンバーは、浅川マキ(vocal)、山下洋輔(piano)、坂田明(alto saxophone, clarinet)、稲葉国光(bass)、森山威男(drums)。
プロデュースは、寺本幸司

★浅川マキのライヴ・アルバム。2作目のライヴ・アルバムで、その2作を含んでの通算6作目ということで「VI」。ピアノ奏者山下洋輔、サックス奏者坂田明、ベース奏者の稲葉国光、ドラム奏者森山威男という当時最高のジャズ・クァルテットをバックに、浅川マキが唯一無二の歌世界を表出した傑作ライヴ。ラングストン・ヒューズの詩を斎藤忠利が和訳、山下洋輔が作曲した3曲の他、寺山修司作品、浅川マキの自作曲を演奏、リラックスした浅川マキが女の心情を切なくも深く、歌う。ジャズ、というよりは日本人の渾身のブルーズ、がここにある。

by junnn-chang, Jun.7, 2025
ラベル:浅川マキ
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2025年06月06日

裏窓 MAKI V(浅川マキ)

裏窓 MAKI V(浅川マキ)
1973年, 東芝EMI/Express, Album

収録曲
1. こんな風に過ぎてゆくのなら(浅川マキ)
2. 裏窓(寺山修司, 浅川マキ)
3. あの男(ひと)が死んだら/When That Man Is Dead And Gone(浅川マキ, Jruing Berlin)
4. セント・ジェームス病院/ St. James Infirmary(浅川マキ, Joe Primrose)
5. ロンサム・ロード/Lonesome Road(浅川マキ, Gene Austin, Nathaniel Shilkret)
6. 引越し(浅川マキ)
7. トラブル・イン・マインド/Trouble In Mind(浅川マキ, Richard M. Jones)
8. 翔ばないカラス(真崎守, 浅川マキ)
9. 町の酒場で(浅川マキ)
10. ケンタウロスの子守唄(筒井康隆, 山下洋輔)

2曲目は、1973年4月13日の東京・明大前キッドアイラックホール公演の音源を収録。
4, 5曲目は、1973年6月15日の東京・神田共立講堂公演の音源を収録。
メンバーは、浅川マキ(vocal)、萩原信義(guitar)、白井幹夫(piano)、渋谷森久(piano, Hammond organ)、山下洋輔(piano)、富倉安生(bass)、高中正義(bass)、小松崎正雄(drums)、大塚勝久(drums)、つのだ・ひろ(drums)、斉藤伸雄(percussion)、南里文雄(trumpet)、斎藤清(tenor saxophone)、片岡輝彦(trombone)、市原宏祐(clarinet)。
プロデュースは、寺本幸司と関根ゆき子。

★浅川マキの4作目のアルバム(ライヴ・アルバムを含めると5作目ゆえにアルバム・タイトルはV)。前作「ブルー・スピリット・ブルース」(1972年, 東芝音楽工業/Express)とほぼ同じメンバーで録音された一作で、ブルーズ・アルバムだった前作とは異なり、浅川マキ的ダークなトーンはそのままに、より歌謡曲に近いポップス風な楽曲を収録。浅川マキの自作曲で軽快なサウンドに着流しのように悲哀を歌う<こんな風に過ぎてゆくのなら>、アルバム・タイトルにもなった寺山修司の傑作<裏窓>、浅川マキが日本語詩を付けたカヴァ、アル・ボウリーの<あの男(ひと)が死んだら>、<セント・ジェームス病院>、ジーン・オースチンの<ロンサム・ロード>、ルイ・アームストロングで知られる<トラブル・イン・マインド>の他、最後には筒井康隆と山下洋輔の共作<ケンタウロスの子守唄>を収録。1曲1曲が短編映画のように情景を思い浮かばせる、浅川マキの世界が圧巻の傑作。

by junn-chang, Jun.6, 2025
ラベル:浅川マキ
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2025年06月05日

裏窓(浅川マキ)

裏窓(浅川マキ)
1972年, 東芝音楽工業/Express, Single

収録曲
1. 裏窓(寺山修司, 浅川マキ)
2. 翔ばないカラス(真崎守, 浅川マキ)

メンバーは、浅川マキ(vocal)、萩原信義(guitar)、白井幹夫(piano)、富倉安生(bass)、小松崎正雄(drums)、市原宏祐(clarinet)。

★浅川マキのシングル。アルバム「裏窓」(1973年, 東芝EMI/Express)からの先行シングル・カットで、アルバム・タイトルにもなった寺山修司の傑作<裏窓>と、格好良すぎるアップテンポのロック・チューン<翔ばないカラス>を収録。

by junn-chang, Jun.5, 2025
ラベル:浅川マキ
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2025年06月04日

ブルー・スピリット・ブルース(浅川マキ)

ブルー・スピリット・ブルース(浅川マキ)
1972年, 東芝音楽工業/Express, Album

収録曲
1. ブルー・スピリット・ブルース/Blue Spirit Blues(浅川マキ, Williams Spencer)
2. 難破ブルース/Shipwreck Blues(浅川マキ, Bessie Smith)
3. 奇妙な果実/Strange Fruit(Luis Allen)
4. あの娘がくれたブルース(浅川マキ)
5. ハスリン・ダン/Hustlin' Dan(浅川マキ, James Crawford, J. C. Johnson)
6. ページ・ワン(寺沢圭, 山木幸三郎)
7. 灯ともし頃(浅川マキ)
8. 町(森須九八, 浅川マキ)
9. 大砂塵(浅川マキ)

メンバーは、浅川マキ(vocal)、萩原信義(guitar)、富倉安生(guitar)、渋谷森久(piano, Hammond organ)、山下洋輔(piano)、高中正義(bass)、つのだ・ひろ(drums)、大塚勝久(drums)、南里文雄(trumpet)、片岡輝彦(trombone)、斎藤清(tenor saxophone)、薗田祐司(tuba)。
プロデュースは、寺本幸司と関根ゆき子。

★浅川マキの3作目のアルバム。<ブルー・スピリット・ブルース>、<難破ブルース>、<ハスリン・ダン>とベッシー・スミスのカヴァが3曲、そしてビリー・ホリデイのカヴァ<奇妙な果実>を含むブルーズ・アルバムで、悲しみに溢れた日常を歌う浅川マキの決して技巧的ではないものの、どうしようもなく狂おしいブルーズ世界を構築している。<奇妙な果実>で圧巻のピアノ・ソロを聴かせる山下洋輔、また<町>ではベースに高中正義、ドラムスにつのだ・ひろが参加している点も貴重な一枚。

by junn-chang, Jun.4, 2025
ラベル:浅川マキ
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2025年06月03日

こんな風に過ぎてゆくのなら(浅川マキ)

こんな風に過ぎてゆくのなら(浅川マキ)
1972年, 東芝音楽工業/Express, Single

収録曲
1. こんな風に過ぎてゆくのなら
2. さかみち
All tracks written by 浅川マキ

メンバーは、浅川マキ(vocal)、今田勝(piano on 2)、他。
プロデュースは、寺本幸司。

★浅川マキのシングル。アルバム未収録の2曲、共に浅川マキの自作曲で軽快なサウンドに着流しのように悲哀を歌う<こんな風に過ぎてゆくのなら>と、今田勝のピアノのみをバックに歌う、心に沁みる<さかみち>を収録。

by junn-chang, Jun.3, 2025
ラベル:浅川マキ
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2025年06月02日

少年(浅川マキ)

少年(浅川マキ)
1971年, 東芝音楽工業/Express, Single

収録曲
1. 少年(浅川マキ)
2. めくら花(藤原利一, 浅川マキ)
メンバーは、浅川マキ(vocal)、飯吉肇(piano)、成毛滋(guitar)、荒川康男(bass)、風間文彦(pianica)、江藤勲(bass)、つのだ・ひろ(drums)、玉木宏樹(violin)、他。
プロデュースは、寺本幸司。

★浅川マキのシングル。アルバム「MAKI II」(1971年. 東芝音楽工業/Express)からのシングル・カットで、風間文彦のピアニカが印象的な自作曲<少年>、成毛滋のギターとつのだ・ひろのドラムスが空間を支配するサイケデリック・ロック・ナンバー(!)<めくら花>を収録。

by junn-chang, Jun.2, 2025
ラベル:浅川マキ
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2025年06月01日

MAKI II(浅川マキ)

MAKI II(浅川マキ)
1971年, 東芝音楽工業/Express, Album

収録曲
1. 少年(浅川マキ)
2. 眠るのがこわい(寺山修司, 下田逸郎)
3. ジン・ハウス・ブルース/Gin House Blues(浅川マキ, Henry Troy, Fletcher H. Henderson)
4. 花いちもんめ(寺山修司, 山木幸三郎)
5. ゴビンダ/Dovinda(Traditional)
6. 少年(Part II)(浅川マキ)
7. めくら花(藤原利一, 浅川マキ)
8. 雪の海(喜多条忠, 山木幸三郎)
9. 港の彼岸花(浅川マキ, なかにし礼, 鈴木薫)
10. あたしが娼婦になったなら(寺山修司, 山木幸三郎)
11. ゴー・ダウン・モーゼ/Go Down Moses(Traditional)
12. 朝日のあたる家/The House Of The Rising Sun(Traditional)

12曲目は、1971年6月15日の新宿・花園神社での音源を収録。
メンバーは、浅川マキ(vocal)、今田勝(piano, organ)、中牟礼貞則(guitar)、秋山実(guitar)、成毛滋(guitar)、荒川康男(bass)、寺川正興(bass)、江藤勲(bass)、田畑貞一(drums)、モト・野村(drums)、つのだ・ひろ(drums)、南里文雄(trumpet)、市原宏祐(saxophone)、玉木宏樹(violin)、原田実(harmonica)、他。
プロデュースは、寺本幸司。
オリコン22位。

★浅川マキの2作目のアルバム。前作「浅川マキの世界」(1971年, 東芝音楽工業/Express)同様、自作曲と寺山修司の作品をセンターラインに置き、トラディショナルのカヴァなどを収録した全12曲。ジャンルを無意味にする孤高の音楽性がさらにその領域を広げ、歌謡曲、ジャズ、ブルーズ、ゴスペル、サイケデリック・ロック、更にはサンスクリット語で歌われるインド音楽まで、その全てが浅川マキ的音楽として昇華、独特の音楽世界を構築、飾らない、心にあるがままの歌で聴くものに優しくも儚い想い出を引き摺り出させる。どうしても浅川マキの歌に耳を奪われるが、ピアノ奏者の今田勝、ギター奏者の中牟礼貞則ら名うてのミュージシャンの演奏も素晴らしい。<ジン・ハウス・ブルース>にはデキシー・ジャズの第一人者でトランペット奏者の南里文雄も参加。最後に収録された<朝日のあたる家>は新宿の花園神社でのライヴ演奏。

by junn-chang, Jun.1, 2025
ラベル:浅川マキ
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2025年05月31日

港の彼岸花(浅川マキ)

港の彼岸花(浅川マキ)
1971年, 東芝音楽工業/Express, Single

収録曲
1. 港の彼岸花(浅川マキ, なかにし礼, 鈴木薫)
2. 赤い橋(北山修, 山木幸三郎)

メンバーは、浅川マキ(vocal)、今田勝(piano)、中牟礼貞則(guitar)、横内章次(guitar)、寺川正興(bass)、モト・野村(drums)、市原宏祐(saxophone)、他。
プロデュースは、寺本幸司。
オリコン22位。

★浅川マキのシングル。アルバム「MAKI II」(1971年. 東芝音楽工業/Express)からの先行シングル・カットで、今田勝のピアノで始まり重厚なブラス・サウンドに包まれる自作曲の哀歌<港の彼岸花>、アルバム「浅川マキの世界」(1971年, 東芝音楽工業/Express)に収録されていた北山修(ザ・フォーク・クルセイダーズ)の作品で、横内章次のアコースティック・ギターをバックに歌う悲しみを引きずる<赤い橋>を収録。

by junn-chang, May.31, 2025
ラベル:浅川マキ
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2025年05月30日

浅川マキ(浅川マキ)

浅川マキ(浅川マキ)
1971年, 東芝音楽工業/Express, EP

収録曲
1. 夜が明けたら(浅川マキ)(Single Version)
2. かもめ(寺山修司, 山木幸三郎)
3. 港の彼岸花(浅川マキ, なかにし礼, 鈴木薫)(Single Version)
4. ちっちゃな時から(浅川マキ, むつひろし)(Album Mix)

メンバーは、浅川マキ(vocal)、今田勝(piano)、横内章次(guitar)、原田政長(bass)、チコ菊地(drums)、市原宏祐(flute)、稲垣次郎(flute)。
プロデュースは、寺沢圭、寺本幸司、寺山修司。
オリコン54位。

★浅川マキのEP。当時はコンパクト盤と呼ばれたEPで、シングル盤に収録されていた蠍座でのライヴ音源<夜が明けたら>、アルバム「浅川マキの世界」(1971年, 東芝音楽工業/Express)に収録されていた<かもめ>と<ちっちゃな時から>、そしてこの後アルバム「MAKI II」(1971年. 東芝音楽工業/Express)に収録される<港の彼岸花>の4曲を収録。

by junn-chang, May.30, 2025
ラベル:浅川マキ
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2025年05月29日

MAKI 浅川マキの世界(浅川マキ)

MAKI 浅川マキの世界(浅川マキ)
1970年, 東芝音楽工業/Express, Album

収録曲
1. 夜が明けたら(浅川マキ)
2. ふしあわせという名の猫(寺山修司, 山木幸三郎)
3. 淋しさには名前がない(浅川マキ)
4. ちっちゃな時から(浅川マキ, むつひろし)
5. 前科者のクリスマス(寺山修司, 山木幸三郎)
6. 赤い橋(北山修, 山木幸三郎)
7. かもめ(寺山修司, 山木幸三郎)
8. 時には母のない子のように(Traditional)
9. 雪が降る(Salvatore Adamo)
10. 愛さないの愛せないの(寺山修司, 山木幸三郎)
11. 十三日の金曜日のブルース(寺山修司, 山木幸三郎)
12. 山河ありき(寺山修司, 山木幸三郎)

8〜12曲目は、1968年12月の新宿・蠍座公演の音源を収録。
メンバーは、浅川マキ(vocal)、今田勝(piano)、横内章次(guitar)、原田政長(bass)、チコ菊地(drums)、市原宏祐(flute)、稲垣次郎(flute)。
プロデュースは、寺沢圭、寺本幸司、寺山修司。
オリコン54位。

★浅川マキの初アルバム。1969年、共に寺山修司に見出されたカルメン・マキと浅川マキがデビュー(浅川マキはそれ以前にシングルを1枚出しているものの、実質的なデビューは1969年)した日本のポピュラー音楽シーンの重要なエポックだったと思う。カルメン・マキがロックに傾倒していったことに対し、デビュー以降ずっと“アンダーグラウンド”の代名詞として、そして“新宿的なもの“の体現者として存在し続けた浅川マキの起点となった歴史的1枚。ジャズ、ブルーズ、歌謡曲というジャンルを無にし、寺山修司的世界から凛と立つそれは、唯一無二のまさに“浅川マキの世界”。

by junn-chang, May.29, 2025
ラベル:浅川マキ
posted by junn-chang at 06:00| Comment(0) | 浅川マキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする