2020年09月23日

乱波(頭脳警察)

乱波(頭脳警察)
2019年, Teichiku Entertainment, Album
B07V3SCY1Z

収録曲
1. 乱波者
2. ダダリオを探せ
3. 戦士のバラード
4. 揺れる大地 I
5. 揺れる大地 II
6. 紫のプリズムにのって
7. だからオレは笑ってる
8. アウトロ〜Outro
9. R★E★D
10. 麗しのジェット・ダンサー〜メカニカル・ドールの悲劇〜プリマドンナ〜やけっぱちのルンバ
11. 夜明まで離さない
12. コミック雑誌なんて要らない
13. さようなら世界夫人よ(Hermann Hesse, 植村敏夫, Pantax ‘s World)
All tracks written by Pantax‘s World, except noted.

メンバーは、パンタ(vocal)、トシ(percussion)、澤竜次(guitar)、宮田岳(bass)、樋口素之助(drums)、
ゲストは、おおくぼけい(keyboard)、吉田美奈子(chorus on 13)、石垣秀基(尺八 on 1)、Asuka(saxophone on 10)。

★頭脳警察の12作目のアルバム。結成50周年(!)、流転の果て、日本を左フックで抉り続ける頭脳警察、遂に半世紀。黒猫チェルシーの澤竜次と宮田岳をメンバーに加え、前半は新曲7曲、後半はセルフカヴァ8曲を収録、<さようなら世界夫人よ>には「頭脳警察セカンド」(1972年, Victor)以来47年振りに吉田美奈子が参加(!)。冒頭、石垣秀基の尺八で幕を開けるアルバム・タイトル曲<乱波者>から始まる新曲と、旧曲の狭間には何ら隔てるものは存在せず、一貫して示してきたパンタ的な思想を体現する、このヒリヒリとした、変わらない、いや更に削ぎすまされた質感に圧倒される。リスナーが中途半端な思想に浮遊しているならば、このひだりフックに叩きのめされることの覚悟は必要。そして右のパンチに自信のあるリスナーこそ聴くべき、強烈なクロスカウンター的一作。

by junn-chang, Sep.23, 2020
ラベル:頭脳警察
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2020年09月22日

暗転〜ZK結成45周年記念アルバム・寺山修司没30年によせて〜(頭脳警察)

暗転〜ZK結成45周年記念アルバム・寺山修司没30年によせて〜(頭脳警察)
2014年, Teichiku Entertainment, Album
B00FSMQ3UG

収録曲
1. 暗転(Pantax ‘s World)
2. 地獄めがけて〜「蹴球学」の前奏〜(寺山修司, Pantax’s World)
3. あしたのジョー(寺山修司, 八木正生)
4. 戦争は知らない(寺山修司, 加藤ヒロシ)
5. 時代はサーカスの象にのって(寺山修司, 高取英, Pantax’s World)
6. いじわる猫(寺山修司, Pantax’s World)
7. 詩の朗読という詩(寺山修司, 灰野敬二)
8. 螢転〜そして第二景〜(Pantax ‘s World)
9. あしたのジョー〜Version 2〜(寺山修司, 八木正生)

メンバーは、パンタ(vocal)、トシ(percussion)、菊地琢己(guitar)、JIGEN(bass)、和田ジョージ(drums)、小滝みつる(keyboard)、
ゲストは、灰野敬二(guitar on 7)、制服向上委員会(chorus on 4)。

★頭脳警察の11作目のアルバム。頭脳警察結成45周年、同じく設立45周年をとなった天井桟敷、その主宰者寺山修司の没後30年に制作された、寺山修司へのオマージュ。再録音となった<時代はサーカスの象にのって>、前作「俺たちに明日はない」(2009年, Idol Japan/Dead Flower)宣言に対するクロスカウンター的な“明日のための”<あしたのジョー>、高橋廣行(元ロスト・アラーフ、アイドル・ジャパン・レコード代表)つながりの灰野敬二の幽玄的なギターをバックにパンタが詩を朗読する<詩の朗読という詩>まで、45年間という時空を再構築した一作。

by junn-chang, Sep.22, 2020
ラベル:頭脳警察
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2020年09月21日

俺たちに明日はない〜Special Edition〜(頭脳警察)

俺たちに明日はない〜Special Edition〜(頭脳警察)
2012年, Teichiku Entertainment, Album
B0083BYZCC

収録曲
Disc 1
1. 俺たちに明日はない
2. 死んだら殺すぞ
3. Undercover
4. Rockation
5. Spartakus International R&R Band
6. Brainwash
7. ヒトを喰った話
8. 赤の女王
9. 黒の図表
10. 残照
Disc 2
1. 時代はサーカスの象にのって(寺山修司, 高取英, Pantax’s World)
2. 間際に放て
3. 時代はサーカスの象にのって(Bonus Track)
4. 今日は別に変わらない(Live Version)
5. 孤独という言葉の中で(Live Version)
6. 俺たちに明日はない(Live Version)

Disc 1は、アルバム「俺たちに明日はない」(2009年, Dead Flower)の全曲を収録、
Disc 2の1, 2曲目は、シングル<時代はサーカスの象にのって>(2008年, Dead Flower)に収録、
3曲目は、未発表ヴァージョンを収録、
4〜6曲目は、2010年3月20日の東京・初台ザ・ドアーズ公演の音源を収録。
メンバーは、パンタ(vocal)、トシ(percussion)、
Disc 1は、菊地琢己(guitar)、満園庄太郎(bass)、中山努(keyboard)、小柳”Cherry”昌法(drums)、
Disc 2の1〜3曲目は、菊地琢己(guitar)、中谷宏道(bass)、中山努(keyboard)、小柳”Cherry”昌法(drums)、
4〜6曲目は、菊地琢己(guitar)、Fukushin(bass)、中山努(keyboard)、松本直樹(drums)。

★頭脳警察の10作目のアルバム「俺たちに明日はない」(2009年, Dead Flower)のスペシャル・エディション盤。「俺たちに明日はない」の全曲と、シングル<時代はサーカスの象にのって>(2008年, Dead Flower)、未発表テイク1曲、未発表ライヴ音源3曲を収録したデッド・フラワー時代の完全パック盤。

by junn-chang, Sep.21, 2020
ラベル:頭脳警察
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2020年09月19日

俺たちに明日はない(頭脳警察)

俺たちに明日はない(頭脳警察)
2009年, Idol Japan/Dead Flower, Album
B002QB3SIM

収録曲
1. 俺たちに明日はない
2. 死んだら殺すぞ
3. Undercover
4. Rockation
5. Spartakus International R&R Band
6. Brainwash
7. ヒトを喰った話
8. 赤の女王
9. 黒の図表
10. 残照

メンバーは、パンタ(vocal)、トシ(percussion)、
ゲストは、菊地琢己(guitar)、満園庄太郎(bass)、中山努(keyboard)、小柳”Cherry”昌法(drums)。

★頭脳警察の10作目のアルバム。「歓喜の歌」(1991年, Victor)以来、18年振り(!)、結成40周年(!)記念のオリジナル・スタジオ・アルバム。シングル<時代はサーカスの象にのって>(2008年, アイドル・ジャパン/Dead Flower)からベース奏者が元ワイルド・フラッグ〜バウ・ワウの満園庄太郎に交代、本格的に再生した頭脳警察。“明日”の保証なんてない世界を生き抜いて来たパンタとトシ。元々“明日”のために何かにしがみついて生きていない彼らの“明日はない”宣言、つまりは再びの闘争宣言。パンタックス・ワールド全開の詩世界が、本質的には40年間何も変わらない現代社会を、鋭利に切り裂いてゆく。

by junn-chang, Sep.19, 2020
ラベル:頭脳警察
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2020年09月18日

時代はサーカスの象にのって(頭脳警察)

時代はサーカスの象にのって(頭脳警察)
2008年, Idol Japan/Dead Flower, Single
B001AF1MVA

収録曲
1. 時代はサーカスの象にのって(寺山修司, 高取英, Pantax’s World)
2. 間際に放て

メンバーは、パンタ(vocal)、トシ(percussion)、
ゲストは、菊地琢己(guitar)、中谷宏道(bass)、中山努(keyboard)、小柳”Cherry”昌法(drums)。

★頭脳警察のシングル。パンタによる陽炎での活動を経て、パンタとトシをコアに、元PANTA & HAL〜甲斐バンド〜シーナ&ザ・ロケッツの中谷宏道、元ロミオ〜ウェルカム〜陽炎の菊地琢己、元リンドバーグ〜エコーズの小柳”Cherry”昌法、そして頭脳警察及びパンタをサポートしてきた中山努が再び脇を固めた布陣。寺山修司作詞の<時代はサーカスの象にのって>は、天井桟敷の渋谷の小屋でのこけら落としのタイトル。40年の時を経て、そして制服向上委員会に歌わせるというアジテーション行為を経て、頭脳警察による演奏が歴史を斜めに切りつける。そして“くだらない”世の中、日常の薄ら笑いが遂に我々を“間際”にまで追い立てているその焦燥を歌う<間際に放て>を収録。

by junn-chang, Sep.18, 2020
ラベル:頭脳警察
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2019年02月21日

波紋の上の球体(PANTA)

波紋の上の球体(PANTA)
2002年, Flying Publishers, Live Album

収録曲
1. 瓦斯
2. Honest John
3. うらむらく
4. リサイクル・デー
5. 言いつけ
6. 今日もまた母は泣く(日比嘉賢, PANTA)
7. おお詩人より夕べが迫って(タゴール, PANTA)
8. 虫の街
9. 波紋の上の球体
All tracks written by PANTA, except noted.

メンバーは、パンタ(vocal, guitar)、石間秀機(sitar)、ロケット・マツ(永畑雅人, keyboard)、阿部美緒(violin)、他。

★パンタの10作目のアルバム。2枚のライヴ・アルバム「NAKED」にも記録されてきた、パンタの新たなパースペクティヴ=NAKEDの完成形。よりシンプルにアコースティックなアプローチで、人間の奥深くにある日常的な不安を歌うパンタ。<Honest John>、<リサイクル・デー>、<言いつけ>で呼び起こされる(あるはずのない)過去の記憶が心を締めつける。孤高のパンタが到達した至高の傑作。<今日もまた母は泣く>、<おお詩人より夕べが迫って>にはフラワー・トラヴェリング・バンドの石間秀機がシタールで参加、美しきジャケットは丸山又史。

by junn-chang, Feb.21, 2019
ラベル:頭脳警察 パンタ
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2019年02月20日

NAKED II(PANTA)

NAKED II(PANTA)
1998年, Flying Publishers, Live Album

収録曲
1. 暗闇の人生
2. 落ち葉のささやき
3. まるでランボー Comme Rimboud
4. さようなら世界夫人よ
5. 裸にされた街
6. 蝗がとんだ
7. バクテリア
8. ステファンの6つ子
9. 午後の悪魔 Demon De Midi
10. 瓦斯
11. 夜と霧の中で
12. 万物流転
13. パ・ドゥ・ドゥ Pas De Deux

1998年5月5日の新宿・日清パワーステーション公演の音源を収録。
メンバーは、パンタ(vocal, guitar)、トシ(percussion)、今井秀明(guitar)、ロケット・マツ(永畑雅人, keyboard)、阿部美緒(violin)。

★パンタのライヴ・アルバム。閉館(1998年6月)直前のパワーステーションで収録されたライヴ音源で、横道坊主の今井秀明が参加。いきなり冒頭の4曲が頭脳警察時代のナンバー、とりわけオープニングの<暗闇の人生>でのパンタとトシのみで行われた演奏は頭脳警察そのもので、驚く。他の曲はこのメンバーらしい新アレンジで展開され常に現在進行形を示すパンタがここに。圧巻は<バクテリア>、戦慄の小説を朗読されるかのように聴く者の脳髄を揺さぶる歌詞と演奏に一気に引き込まれるその世界観。まさに孤高。

by junn-chang, Feb.20, 2019
ラベル:頭脳警察 パンタ
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2019年02月19日

NAKED(PANTA)

NAKED(PANTA)
1993年, Flying Publishers, Live Album
NAKED-LIVE 93


収録曲
1. やかましい俺のロックめ
2. 浚渫 Salvage
3. J
4. 少年のつぶやき
5. アゲハチョウを見た
6. スホーイの後に
7. 風の旅団
8. R☆E☆D
9. マーラーズ・パーラーII
10. ディエゴ Diego, Libre Dans Sa Tete
11. オリオン頌歌(第二章)
12. 月のクリスタル

1993年2月25日の新宿・日清パワーステーション公演の音源を収録。
メンバーは、パンタ(vocal, guitar)、トシ(percussion)、ロケット・マツ(永畑雅人, keyboard)、松井亜由美(violin)。

★パンタのライヴ・アルバム。1991年に頭脳警察を再び解散させ、ソロ活動を再開したパンタが、盟友トシのバンド、シノラマのメンバーとともに行った公演を収録した作品。圧巻のストーリーテラーぶりを示す<マーラーズ・パーラーII>など過去の自作曲を斬新なアレンジで演奏している他、<少年のつぶやき>、<アゲハチョウを見た>など新曲も収録、現在進行形のパンタックス・ワールドが全開、日常では耳にすることが出来ない鋭利な言葉が次々と耳から脳内に放たれる刺激に溢れた傑作ライヴ。

by junn-chang, Feb.19, 2019
ラベル:頭脳警察 パンタ
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2019年02月18日

プラハからの手紙★PLUS(PANTA)

プラハからの手紙★PLUS(PANTA)
1992年, Victor, Compilation Album

収録曲
1. 屋根の上の猫
2. あやつり人形
3. マラッカ
4. 裸にされた街
5. ルイーズ
6. ステファンの6つの子
7. 悲しみよようこそ
8. 見知らぬ男の肖像
9. レーザー・ショック
10. プラハからの手紙/ Ein Brief Vor Plang
11. Gesang Des Soldaten Der Roten Armee
12.スカンジナビア
13. R★E★D(Live)
14. Block 25 - Auschwitz(Live)
15. 終焉 The End(Live)

1曲目は、アルバム「Pantax’s World」(1976年, Victor/Flying Dog)に収録、
2曲目は、アルバム「走れ熱いなら」(1977年, Victor/Flying Dog)に収録、
3, 4曲目は、PANTA & HALのアルバム「マラッカ」(1979年, Victor/Flying Dog)に収録、
5曲目は、PANTA & HALのアルバム「1980X」(1980年, Victor/Flying Dog)に収録、
6曲目は、PANTA & HALのアルバム「TKO Night Light」(1980年, Victor/Flying Dog)に収録、
7曲目は、アルバム「KISS」(1981年, Victor/Flying Dog)に収録、
8曲目は、シングル<涙にさようなら>(1982年, Victor/Flying Dog)に収録、
9曲目は、アルバム「唇にスパーク」(1982年, Victor/Flying Dog)に収録。
10〜12曲目は、シングル<プラハからの手紙>(1987年, Victor/Flying Dog)に収録、
13〜15曲目は、ライヴ映像作品「1987.11.8. Kristal Nacht PANTA Live」収録の音源で15曲目のみアルバム「PANTA II 1973-1987」(1988年, Victor/Flying Dog)に収録。

★パンタのコンピレーション・アルバム。既発のアルバム、シングル、ライヴ・ヴィデオ音源からのコンパイル。様々な意味でパンタという表現者の思想と、ミュージシャンとして立ち位置が再確認できる一作で、その振れ幅の大きさと、個々の曲に込められた深さに驚愕。

by junn-chang, Feb.18, 2019
ラベル:頭脳警察 パンタ
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2019年02月17日

歓喜の歌(頭脳警察)

歓喜の歌(頭脳警察)
1991年, Victor, Album
歓喜の歌


収録曲
1. 最終指令“自爆せよ”(三原元, PANTA)
2. 飛翔<ひらめく旗の下で>
3. セフィロトの樹
4. 獲物の分け前
5. LIVE・EVIL
6. 白い森
7. 焔の色
8. オリオン頌歌(三原元, PANTA)
9. 歓喜の歌
All tracks written by PANTA, except noted.

メンバーは、パンタ(vocal, guitar)、トシ(percussion)。
ゲストは、藤井一彦(guitar)、中山務(keyboard)、下山アキラ(bass)、後藤升宏(drums)、内田雄一郎(bass)、渡辺貢(bass)、石井まさお(chorus)、荻野目洋子(chorus)、川村かおり(chorus)、遠藤ミチロウ(chorus)、マルコシアス・バンプ(chorus)、G.D.フリッカーズ、他。

★頭脳警察の8作目のアルバム。再結成し1年間の活動を終えた頭脳警察が残した最終作は、ジャケットは最後の晩餐をモチーフとし、冒頭に<最終指令“自爆せよ”>という再びの終焉と、引き際(散り方)を示した一作。前作「7」(1991年, Victor)に比べ、サウンドはダウナーなアプローチで性急感は薄れているものの、歌詞はパンタらしい思想性に満ちており、ユダや神秘主義思想カバラのシンボルを歌った<セフィロトの樹>のようにパンタでなければ歌わない(歌えない)曲の他、「クリスタルナハト」(1987年, Victor/Flying Dog)の最後に収録された<オリオン頌歌(第二章)>の続編(第一章?)を収録、そして遠藤ミチロウから荻野目洋子までが参加した重厚なコーラスが印象的な<歓喜の歌>まで、圧巻の最終章

by junn-chang, Feb.17, 2019
ラベル:頭脳警察
posted by junn-chang at 00:55| Comment(0) | 頭脳警察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする