2016年12月23日

Famiglia(TANGOS)

Famiglia(TANGOS)
1995年, Victor, Album
Famiglia







収録曲
1. 来客
2. 大地は笑う
3. う・ふ・ふ(Album Mix)
4. 近づいた日
5. 世界一
6. さかな
7. がんばる日本人
8. 食卓
9. 最良
10. 巡る日
11. POR QUE
12. 家族の写真

メンバーは、南流石(vocal)、OTO(guitar)、渡辺貴浩(keyboard)、角田敦(bass)。

★TANGOSの2作目のアルバム。作詞に近田春夫、いとうせいこう、HASIKEN、音楽的にもますます無国籍感が高まり、汎アジアン・ポップス的な音楽性を示した作品。なごみの中にも鋭い感性が光り、南流石の歌は一聴単調なようで、逆にそれが神々しいまでの説得力を持ちながら、時々江戸アケミが憑依する瞬間が訪れるメタ・ポップス。例えば、大晦日の紅白歌合戦で大トリを務める氷川きよしの画面を前に、<振付南流石>というテロップが付いた時に、ああJAGATARAの、と思うごくわずかの人々にとっても、忘れがたき(忘れられた)1枚。

by junn-chang, Dec.23, 2016
ラベル:TANGOS
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2016年12月22日

水田(TANGOS)

水田(TANGOS)
1994, Victor, Album
水田







収録曲
1. I and I
2. DNA
3. 惑星ヴェトナム
4. 革命女神国家
5. ハーブ・ラブ
6. 砂の海
7. 子宝
8. 踊ろう…
9. 花の河
10. GYPSY
11. 渡り鳥

メンバーは、南流石(vocal)、OTO(guitar)、渡辺貴浩(keyboard)、角田敦(bass)。

★TANGOSの初アルバム。1980年代の日本ロックの最重要バンドの1つであるJAGATARAの南流石とOTO、元VIBRASTONEの渡辺貴浩、元ミスター・クリスマスの角田敦によって1994年に結成、JAGATRAなきJAGATRAとして江戸アケミの意思を継ぐ無国籍ポップ・ユニット。特徴的なのは南流石の歌で、さまざまな才能(Sandii、小泉今日子、森若香織、内田春菊、高橋佐代子、工藤順子)に作詞を委ねているのが信じられないほどの統一感。生きるための真摯な姿勢を、語りかけるように歌いあげているその歌声は、彼女の女神性ゆえか。後に日本のレゲエ・シーンで重要な役割を果たす渡辺貴浩のキーボードも見事。

by junn-chang, Dec.22, 2016
ラベル:TANGOS
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2016年12月21日

GOLDEN☆BEST(JAGATARA)

GOLDEN☆BEST(JAGATARA)
2004年, BMG Victor, Compilation Album
GOLDEN☆BEST







収録曲
1. タンゴ
2. Baby
3. クニナマシェ
4. 裸の王様
5. もうがまんできない
6. 少年少女
7. ゴーグル、それをしろ
8. Black Joke 気の効いたセリフ
9. Sora Sore(Radio Edit Version)
10. Hey Say !(元年のドッジボール)
11. Big Door

1〜3曲目は、暗黒大陸じゃがたらのアルバム「南蛮渡来」(1982年, Doctor)に収録、
4, 5曲目は、アルバム「裸の王様」(1987年, Doctor)に収録、
6, 7曲目は、アルバム「ニセ予言者ども」(1987年, Doctor)に収録、
8, 10曲目は、アルバム「それから」(1989年, BMG Victor)に収録、
9曲目は、マキシシングル「そらそれ」(1989年, BMG Victor)に収録、
11曲目は、アルバム「ごくつぶし」(1989年, BMG Victor)に収録。

★JAGATARAのベスト・アルバム。BMGの「GOLDEN☆BEST」シリーズのJAGATARA盤で、そもそもこのシリーズにJAGATARAがセレクトされたことに驚き。<都市生活者の夜>や<みちくさ>が選曲されていないことに不満は残るものの、常に流通されることに意義がある、か。

by junn-chang, Dec.21, 2016
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2016年12月20日

JAGATARAなきJAGATARA 1993.2.7(JAGATARA)

JAGATARAなきJAGATARA 1993.2.7(JAGATARA)
1993年, Psy-cho Music, Live Album

収録曲
1. LANDSCAPE
2. 裸の王様
3. タンゴ
4. 都市生活者の夜
5. クニナマシェ
6. PEACHES III
7. ナンノこっちゃい音頭

1〜6曲目は、1993年2月7日、渋谷On AIR EASTで開催された「JAGATARAなきJAGATARA」の音源を収録、
メンバーは、OTO(guitar, vocal)、EBBY(guitar, vocal)、南流石(chorus)、Yukari(saxophone, chorus)、小玉和文(trumpet)、村田陽一(trombone)、関島岳郎(tuba)、中尾勘二(saxophone)、エマーソン北村(keyboard)、渡辺貴浩(keyboard)、角田敦(bass)、中村テイユウ(drums)、ヤヒロトモヒロ(percussion)。
7曲目は、1989年7月6日、原宿クロコダイル公演の音源を収録。

★JAGATARAのライヴ・アルバム。江戸アケミの死から3年が経過、1993年2月7日に渋谷ON AIR EAST行われたライヴを収録。当日はJAGATARAの元メンバーの他、伊藤耕、近田春夫、チエコ・ビューティ、もりばやしみほらが参加したが、1992年12月9日には篠田昌巳が病死したため結果として追悼公演ともなり、聴く側の先入観か、一種異様な重さに包まれたライヴ盤。このライヴのタイトルが示すように、すでにJAGATARAではないJAGATARAが、JAGATARAの残党によって演奏されたレクイエム。村田陽一の<Landscape>やフランク・ザッパの<Peaches III>といったインストゥルメンタルの他、<都市生活者の夜>ではアケミの歌をオーヴァーダブ、<裸の王様>をEBBYが歌い、そして南流石による<タンゴ>の鬼気迫る歌唱は尋常ではない。最後の曲<ナンノこっちゃい音頭>は1989年の貴重なクロコダイル音源。

by junn-chang, Dec.20, 2016
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2016年12月19日

西暦2000年分の反省〜BEST OF JAGATARA(JAGATARA)

西暦2000年分の反省〜BEST OF JAGATARA(JAGATARA)
1993年, BMG Victor, Compilation Album
BEST OF JAGATARA ~西暦2000年分の反省~(紙ジャケット仕様)







収録曲
1. Last Tang In Juku
2. でも・デモ・DEMO
3. Baby
4. クニナマシェ
5. 裸の王様
6. もうがまんできない
7. ゴーグル、それをしろ
8. 都市生活者の夜
9. みちくさ
10. つながった世界
11. ある平凡な男の一日
12. 中産階級ハーレム
13. Super Star ?
14. そらそれ
15. Hey Say !(元年のドッジボール)

1曲目は、財団法人じゃがたらのシングル<Last Tango In Juku>(1981年)に収録、
2〜4曲目は、暗黒大陸じゃがたらのアルバム「南蛮渡来」(1982年, Doctor)に収録、
5, 6曲目は、アルバム「裸の王様」(1987年, Doctor)に収録、
7, 8, 9曲目は、アルバム「ニセ予言者ども」(1987年, Doctor)に収録、
10〜12, 15曲目は、アルバム「それから」(1989年, BMG Victor)に収録、
13曲目は、アルバム「ごくつぶし」(1989年, BMG Victor)に収録、
14曲目は、マキシシングル「そらそれ」(1989年, BMG Victor)に収録。

★JAGATARAの2枚組ベストアルバム。各音源を発売順に収録、この希有なバンドの活動を俯瞰した構成。財団法人じゃがたら時代の初シングル<Last Tango In Juku>(1981年)を収録し、各曲間にはアケミのライヴでのアジテーションや発言を挿入、単なるコンピにはなっていないところに好感。

by junn-chang, Dec.19, 2016
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2016年12月18日

JA・BOM・BE(JAGATARA)

JA・BOM・BE(JAGATARA)
1990年, Captain, Live Album

収録曲
1. Nihonjin Te Karuine
2. Sex Drug & Rock’n Roll
3. Demo Demo Bonus Beat
4. クニナマシェ
5. タンゴ

12インチEP「UKI UKI」(1987年)
1986年9月6日、渋谷ライブインで開催された「東京ソイソースVol.1」に出演時の音源と、
12インチEP「JA BOM BE」(1988年)
1987年12月11日、渋谷パルコ・パート3での「Hey Goggole Tour」公演時の音源、
の2枚のEPをカップリングし、<日本人て軽いね>を追加収録。
メンバーは、メンバーは、江戸アケミ(vocal)、EBBY(guitar)、OTO(guitar)、ナベ(bass)、テイユウ(drums)、ヤヒロトモヒロ(percussions)、吉田哲治(trumpet)、村田陽一(trombone)、篠田昌巳(saxophone)、ユカリ(chorus, dance, saxophone)、南流石(chorus, dance)。

★JAGATARAのライヴ・アルバム。1986年、1987年、一時活動を停止していた江戸アケミが復帰し、JAGATARAとして活動を再開した時期のライヴ音源。ファンクバンドして孤高に達していることがわかる貴重な音源で、EBBYとOTOによるギターのカッティングの格好良さは半端じゃない。イアン・デューリーの<Sex Drug & Rock’n Roll>をカヴァ(引用?)しながら、アケミの言葉の一つ一つがアジテーションの欠片となって観客に降り注ぎ、浴びたものは踊り続けるしかない、の図。

by junn-chang, Dec.18, 2016
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2016年12月07日

おあそび(JAGATARA)

おあそび(JAGATARA)
1990年, BMG Victor, Album
おあそび(紙ジャケット仕様)







収録曲
1. Den Na Kassi
2. Ziyasuma(Sora Sore)
3. Respect Jah
4. Kawakara
5. Sora Sore(Mantle Version)
6. Den Na Kassi(Tokyo Boys Mix)

メンバーは、OTO(program, guitar, vocal)、江戸アケミ(vocal)、EBBY(guitar)ヤヒロトモヒロ(percussion)、村田陽一(trombone)、篠田昌己(tenor saxophone)、南流石(chorus)、Saki Chang(chorus)、福富幸宏(manipurate)、オースマン・コヤーテ(Ousmane Kouyate, vocal)、ラミン・コンテ(Lamine Konte, kora)、ジョニー・T(violin)、マハラティーニ&マホテラ・クイーンズ(vocal, chorus)、スマイリー・カルチャー(Smiley Culture, rap)、ブリス・ワッシー(Brice Wassy, drums)、ドゥンベ・ンジェグ(Dounbe N’Genge, bass)、 他。
プロデュースは、OTO。

★JAGATARAの6作目のアルバム、メジャー移籍3作目。アケミ急逝に伴うJAGATARA解散後にJAGATARA名義で発表されたものの、実質はOTOプロデュースの衛星プロジェクト作品。ボーダーレスかつマージナルな非西洋音楽の融合。アケミの歌は5曲目でのみ聴くことができるものの、本作に収められた音楽は、JAGATARAではない、と思う。OTOの音楽世界を表した作品集としては秀逸。

by junn-chang, Dec.7, 2016
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2016年12月06日

そらそれ(JAGATARA)

そらそれ(JAGATARA)
1990年, BMG Victor, Maxi Single
そらそれ(紙ジャケット仕様)







収録曲
1. Sora Sore(Requiem Version)
2. Sora Sore(Ziyasuma Version)
3. Sora Sore(Special Tribe Mix)
4. Sora Sore(Acappella Version)
5. Sora Sore(Radio Edit Version)
6. Sora Sore(Englishzilla Mix)
7. Sora Sore(Instrumental)

メンバーは、江戸アケミ(vocal)、OTO(programing)、EBBY(guitar)、南流石(chorus)。
ゲストは、マハラティーニ&マホテラ・クイーンズ(Mahkatini & Mahotella Queens, vocal, chorus)、ジョニー・T(Johnny T from Reggae Philharmonic Orchestra, violin)、福富幸宏(manipulate)
プロデュースは、OTO。
ジャケット・デザインは、ミュート・ビートの小玉和文。

★JAGATARAのマキシシングル。1990年1月27日に急逝した江戸アケミへの追悼盤として発売。亡くなるわずか前、1月13日に録音されたアケミの歌を収録。OTOがプロデュースした<Sora Sore>を7ヴァージョンの中でも、注目はマハラティーニ&マホテラ・クイーンズとジョニー・Tが参加したトラック(アケミは不参加)で、打ち込みなのにアフリカの鼓動が、いい。しかしこれはすでにJAGATARAではなくOTOの作品、か。

by junn-chang, Dec.6, 2016
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2016年12月05日

ごくつぶし(JAGATARA)

ごくつぶし(JAGATARA)
1989年, BMG Victor, Album
ごくつぶし







収録曲
1. Super Star ?
2. Big Door
3. Music Music

メンバーは、江戸アケミ(vocal)、EBBY(guitar)、OTO(guitar)、渡邊正己(bass)、中村テイユウ(drums)、ヤヒロトモヒロ(percussion)、エマーソン北村(keyboard)、篠田昌巳(saxophone)、村田陽一(trombone)、ユカリ(chorus, dance, saxophone)、南流石(chorus, dance)。

★JAGATARAの5作目のアルバム、メジャー移籍2作目。ラテンやジャズに大きく傾倒、収録曲は、23分超の<Super Star ?>、18分超の<Big Door>という超長尺曲を含む全3曲。<Super Star ?>のホーンアレンジは日本のロック(?)屈指の美しさだと思う。アケミが語りかけてくる言葉の一つ一つを、脳と腰で同時に受けながら一緒に口ずさむことの幸福。前作以上に本作がメジャーから出された意義はあまりにも大きい。

by junn-chang, Dec.5, 2016
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2016年12月04日

それから(JAGATARA)

それから(JAGATARA)
1989年, BMG Victor, Album
それから







収録曲
1. Taboo Syndrome
2. Godfather
3. Black Joke
4. Cash Card
5. つながった世界
6. ある平凡な男の一日
7. 中産階級ハーレム
8. ヘイ・セイ!(元年のドッジボール)

メンバーは、江戸アケミ(vocal)、EBBY(guitar)、OTO(guitar)、渡邊正己(bass)、中村テイユウ(drums)、ヤヒロトモヒロ(percussion)、エマーソン北村(keyboard)、篠田昌巳(saxophone)、村田陽一(trombone)、ユカリ(chorus, dance, saxophone)、南流石(chorus, dance)。
ゲストは、吉田哲治(trumpet)、松永孝義(bass)、梅津和時(alto saxophone)、近田春夫(chorus)、ECD(chorus)、関島岳郎(tuba)、ヤン富田(steel pan)、ジョン・ゾーン(saxophone)、ハムザ・エル・ディン(tar)。

★JAGATARAの4作目のアルバム、メジャー移籍初作。ロック=階級(差別)闘争なのだ、ということを思い出させてくれる作品。又は<ある平凡な男の一日>、<中産階級ハーレム>に象徴されるように、ジョン・レノン<Working Class Hero>への日本からの返答。(この時期から近田春夫とビブラストーンを結成した)OTOによる打ち込みの多用もこのバンドのファンクネスをさらに血肉化、一体このバンドはどこまで、どれだけ吸収してゆくのだろう。エマーソン北村が加入、ゲストの陣容に「豪華」と思える人たちにとっては、本作がメジャーから発売されたことはやはり一つの重要なエポックだったはず。閉塞的な「日本のロック」の評価基準を変えた、一大傑作!

by junn-chang, Dec.4, 2016
posted by junn-chang at 01:43| Comment(0) | Jagatara | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする