2025年10月02日

Minako(吉田美奈子)

Minako(吉田美奈子)
1975年, RCA, Album

収録曲
1. 移りゆく全てに/Everything Must Change(Benard Ighner)
2. レインボー・シー・ライン(吉田美奈子, 佐藤博)
3. 住みなれた部屋で(吉田美奈子)
4. わたし(大瀧詠一)
5. 夢を追って(吉田美奈子, 佐藤博)
6. チャイニーズ・スープ(荒井由実)
7. パラダイスへ(荒井由実, 佐藤博)
8. 時の中へ(吉田美奈子)
9. ろっかまいべいびい(細野晴臣)

1975年8月21日から9月11日のスタジオ録音音源を収録。
メンバーは、吉田美奈子(vocal)、鈴木茂(guitar)、伊藤銀次(guitar)、大村憲司(guitar)、松木恒秀(guitar)、山下達郎(guitar, backing vocal)、村岡建(saxophone)、高水健司(bass)、村上秀一(drums)、林立夫(drums)、浜口茂外也(percussion)、大瀧詠一(backing vocal)、矢野顕子(backing vocal)、伊集加代子(backing vocal)。
プロデュースは、村井邦彦。

★吉田美奈子の2作目のアルバム。RCA移籍後の初作にしてニューミュージック・シーンの代表作の1つ。村井邦彦のプロデュースのもと、1970年中期から日本のポップスシーンの隆興を形成した錚々たるメンバーが参加、クインシー・ジョーンズのアルバム「Body Heat」(1974年, A&M)に収録されていた<Everything Must Change>を冒頭に配し、はっぴいえんどの大瀧詠一、細野晴臣、そして荒井由実のカヴァを収録、アルバム全体にカラフルな印象をもたらす中、自作曲<レインボー・シー・ライン>、<住みなれた部屋で>、<時の中へ>では独特の寂寥感を帯びたシンガー・ソング・ライター吉田美奈子の詩世界と音楽性を聴くことができる。自作曲だけなら全く印象の違うアルバムになっていたに違いないと思わせる一作。

by junn-chang, Oct.2, 2025
ラベル:吉田美奈子
posted by junn-chang at 05:44| Comment(0) | 吉田美奈子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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