2025年09月05日

Classics - The Maiden Years(Paul Di'Anno)

Classics - The Maiden Years(Paul Di'Anno)
2006年, Indiestructable, Album

収録曲
1. Wrathchild
2. Strange World
3. Charlotte The Harlot
4. Killers
5. Prowler
6. Murders In The Rue Morgue
7. Running Free
8. Remember Tomorrow
9. Phantom Of The Opera
10. Sanctuary
11. Women In Uniform
12. Iron Maiden

メンバーは、ポール・ディアノ(Paul Di'Anno, vocal)、アントニオ・アマンテ(Antonio Amante, guitar)、ビリー・リーゼガング(Billy Liesegang, guitar)、カルロ・ミケレッティ(Carlo Micheletti, guitar)、レア・ハート(Lea Hart, guitar)、ミカエル・ファスベルグ(Mikael Fassberg, guitar)、ステファン・オスターリンド(Staffan Osterlind)、アンドレアス・グラスフテッド(Andreas Grufstedt, bass)、マテオ・パンザヴォルタ(Matteo Panzavolta, bass)、ジャンルカ(Gianluca, drums)、ヨハン・ヘルゲッソン(Johan Helgesson, drums)、ピート・ジュップ(Pete Jupp, drums)。

★ポール・ディアノの4作目のアルバム。ソロ名義での作品では迷走を続けるポール・ディアノ。初作の「The World’s First Iron Man」(1997年, Manis)と2作目の「As Hard As Iron」(1997年, Manifest)は共にアメリカン・ハードを標榜しつつもまとまりのない作品だったし、3鮫となる前作The Living Dead(2006年, Cleopatra)はキラーズに近いスラッシュ・メタル・スタイルで演奏された渾身の一作だったものの、実はディアノ名義の「Momad」(2000年, B. O.)をポール・ディアノ名義で再発売したもの。そしてこの4作目は、全曲アイアン・メイデン時代のカヴァ。潔いというべきか、結局はアイアン・メイデンでの栄光に囚われ、それを売りにせざるを得ないと見るべきか。お馴染みのレア・ハートがギターで参加、元サムソンのドラム奏者ピート・ジュップの他、スウェーデンやイタリアのミュージシャンが参加、ポール・ディアノの圧巻のヴォーカルと初期アイアン・メイデンの名曲の数々は単純に格好いいが、アイアン・メイデンのカヴァ・バンドの域を出ていない、とも言える。

by junn-chang, Sep.5, 2025
posted by junn-chang at 05:49| Comment(0) | Iron Maiden | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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