1954年, Blue Note, Album
収録曲
1. Take Off
2. It Never Entered My Mind（Richard Rodgers, Lorentz Hart）
3. Well, You Needn’t（Thelonious Monk）
4. Lazy Susan
5. Weirdo
6. The Leap
All tracks written by Miles Davis, except noted.
1954年3月6日のスタジオ録音音源を収録。
メンバーは、マイルス・デイヴィス（Miles Davis, trumpet）、ホレス・シルヴァー（Horace Slver piano）、パーシー・ヒース（Percy Heath, bass）、アート・ブレイキー（Art Blakey, drums）。
プロデュースは、アルフレッド・ライオン（Alfred Lion）。
★マイルス・デイヴィスのリーダー・アルバム。ブルー・ノートからの3作目となった10インチ盤。ブルー・ノートで重ねた3つセッションの最後は、この時期のマイルス・デイヴィスのセッションのほとんどで共演しているベース奏者パーシー・ヒース、この後ザ・ジャズ・メッセンジャーズを結成するピアノ奏者ホレス・シルヴァーとドラム奏者アート・ブレイキーによるクァルテットによる録音。マイルス・デイヴィスの自作曲4曲の他、セロニアス・モンク作品＜Well, You Needn’t＞、スタンダードの＜It Never Entered My Mind＞を演奏。完全に復調したマイルス・デイヴィスの溢れるイマジネーション、ブレイク前のホレス・シルヴァーとアート・ブレイキーによる鮮烈なプレイを聴くことが出来るし、本セッションの9日後（3月15日）にも同一メンバーでプレスティッジ用のセッションを行った（「Miles Davis Quartet」（1954年）に収録）ことからも本人達にとって好感触だったのだと思う。
by junn-chang, Mar.3, 2023
