1985年, 日本コロムビア, Album

収録曲
1. Crazy Nights
2, Like Hell
3. Heavy Chains(二井原実, 山下昌良)
4. Get Away
5. We Could Be Together
6. Run For Your Life
7. Clockwork Toy
8. No Way Out
9. The Lines Are Down
10. Never Change Your Mind
All tracks written by 二井原実, 高崎晃, except noted.
1984年8月23日から10月26日のスタジオ録音音源を収録。
メンバーは、二井原実(vocal)、高崎晃(guitar)、山下昌良(bass)、樋口宗孝(drums)。
プロデュースは、マックス・ノーマン(Max Norman)とポール・クーパー(Paul Cooper)。
オリコン4位、全米74位。
★ラウドネスの5作目のアルバム。米国発売を前提に録音され全曲英語で歌われた作品で、プロデューサーのマックス・ノートンの経験が趣向となって作風に大きく影響を与え、プログレッシヴな要素は皆無、シンプルかつメロディアスなヘヴィメタル・サウンドに仕立てられたことで、ラウドネスでありながらラウドネスでない、それでもラウドネスたらんとするせめぎ合いが詰まった一作。日本のロスナーにとってみれば英語で歌われることで失われるラウドネスらしさに失望しつつ、彼らの挑戦を応援したくなる愛憎に満ちた作品、か。日本盤は1985年1月に発売されオリコン4位、同年11月にアトランティックから発売され米国盤は全米74位にチャートイン、米国での成功という目的は達せられたという点ではやはりマックス・ノーマンの判断は正しかったということか。
by junn-chang, May.26, 2021

